五感を失った状態で唯一感じるもの
それが自分という存在
常にそれを感じているし、
常に存在しているもの
はたして、
それ以外は存在しているのだろうか

相手の存在を感じる時もあれば
どんなに探しても
その存在を感じることができないこともある
自分の中で増したり減ったりするもの
それを、何と呼ぶのだろう

愛し合いひとつになれるのに
時として、
愛する相手でもどうしてもひとつになれないこともある

ディエゴが言うように
私たちは夜空の星なのかもしれない
近く見えるけど実はものすごく遠いところにある星同士