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2012年08月
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ペーニャ
2008年12月13日
夜の11時くらいから開始する お客のほとんどはおじさま方ばかり 先にお酒を楽しんだあとカンテを聞く カンテとギターのみ その二人が語る人生に皆が耳を傾け心を感じあう その人の人生の応援をするように客席からいろんなハレオがかかる 小さな町で大切にされているフラメンコ
言葉ができないと自分の気持ちを伝えられない 自分の気持ちを伝えられないと心を感じあえない 言葉の壁は心の壁 La Noche de Jerez 夜はひっそりとして まるで町中人さらいにあったように通りに人がいない 通りからは中の様子が全く見えないアンダルシアの家並み いったんお店の中に入るとすんごい数の人だかりだったりしてびっくりする そこでへレスで1番かっこいい奴といわれるマヌエルにあった サンティアゴのヒターノである彼は、確かにカッコよかった 一緒にいたギタリストが私のためにソレアを弾いてくれたがあんまり好きじゃなかった、有名な人らしいが私の心は動かなかった、ギターの音色ってその人の心だと思う イタリア人のアレックスが家でフィエスタやるからとおいでと言われ 行ってみると狭いリビングに20人くらいの多国籍軍 音楽ガンガンかけて盛り上がってる お酒やたばこ…スペイン語、イタリア語、英語…飛び交う 私は相変わらず話せないので、その日少しブルーな気分の年配のメルチョールとまったりとするが、気持ちは近くても言葉の壁でまたもや二人は無言 耐え切れずに帰る家路を途中まで送ってくれたイタリア人、まともに話せないうちにさよならでした ぺパが誘ってくれテテリアに行く アラブ文化の影響でお茶もいろいろ種類があり香りが素敵 お茶菓子もすごく美味しい 帰りに寄ったバルでカンタオールのアントニオに会った 相変わらずシェリー酒を次々勧められる ごちそうさまです 友人ルーベンのママの手料理はどれを食べても美味い、パパはカマレロ並みに給仕してくれるし、帰りは家まで車で送ってくれるし、両親のもてなしには感謝でいっぱいになるが ここでも、あまり話さないね元気ないの?美味しくない?と聞かれ困ったな 言葉の壁って、厚いようだ そんなとき、電話の向こうの彼の声は私の心を和らげてくれた 繋がる心があることに安心した |