自分を見る視点は、他人を見る時と同じで
他人を見る視点は、自分自身のものであり
その自身の中で起こる感情もまた、自分だけのもの
それらは、
外的要因で変化するものではなく
ただ、
その人自身の姿の表れ

諸行無常
常に変わりゆくのを感じるのは
自分自身が変わらないものだから

自分も伴に変わってゆけるなら
変化に対して
苦しむことも悲しむこともないだろう

人は簡単には変わらない
だからこそ
人生の意義がそこにある
もし簡単に変われるのなら
人生そのものが不要なものとなる
変わりたいと思い、前に進むことが生きるということで
変わったかどうか、は大事なことではない


他人に対して
変わることを期待し、結果を求めることは
根本を否定することで
否定された存在そのものは、不幸である

変わらないものを受け入れることが愛情で
愛情で豊かになった自身は明らかに変化を遂げており
だからこそ、苦しみ悲しみを感じずに
幸福のもとに在る