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2012年08月
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カンテ
2008年02月12日
その中で生み出した心の支えのようなもの、それなしでは生きていけない、 それがフラメンコである。 苦しい人生を生き抜くために必要な哲学、そして精神性が潜んでいる。 感情の歴史である魂の叫び、それがカンテ。 カンテを聞くとき、それがフラメンコかどうかよりも、 魂の叫びなのだと感じて聞いてほしい。
彼女のカンテ(唄)を聞いて もし、あなたの心が動かないのなら、 あなたの心が何も感じないのなら、 人生という壁にこれから何度も頭を打ち付けるであろう。 心が不感症なのか、心の扉に鍵をしているのか。 彼女の生きるか死ぬかの声を聞き 彼女の血や肉である唄を聞いて 彼女の魂の叫びが見えるかのような唄を聞いて 何を感じるか。 感性という持って生まれた自分の才能を使うかどうかは 自分次第である。 |